【まだ遅くない!】定年後60歳から投資なしで1000万円貯めるには?

老後プラン

今年定年で給料がもらえなくなるんだけど、今まで資産形成をしてこなくて年金だけじゃ不安、、、、
それに投資は怖いし全然分からないからしたくない、、、

投資による資産形成が必須になっている今の日本で特に私たちの親世代には投資や資産形成に疎く、貯金だけで老後を乗り切ろうと考えている人も多くいます。
FPの相談でも最近よく聞かれます。

今回は、そんな60代へ向けて

定年後から「投資なし」で1000万円を貯める道筋を考えていきたいと思います。

目次

現代の60歳の資産状況

https://www.resonabank.co.jp/kojin/column/shisan_kihon/column_0002.html

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」によると、
【60歳代】平均貯蓄額と中央値

単身世帯  ・平均貯蓄額:1468万円  
        ・中央値:210万円

二人以上世帯  ・平均貯蓄額:2026万円  
          ・中央値:700万円

 中央値は平均値とは異なり、貯蓄ゼロや貯蓄3000万円以上の極端な貯蓄額の影響を受けにくい数値のため、実際の貯蓄額に近い金額として扱われています。

貯蓄がある人とない人の違いは?

貯蓄のある人とない人の違いってなんだか想像できますか?

「収入差」ですかね?

普通に考えればそうですよね?
収入が高ければその分貯蓄に回せますしね。
しかし実は「収入差」ではないのです!

では貯蓄がある人とない人の違いとは、、、、

「お金の貯め方を知っているかどうか」

なのです。

そんなことですか!?

実は意外とシンプルなのです!
これから5つのステップに分けて「60歳から1000万円貯める方法」を解説していきます!

ステップ1:自分の現在地を知ろう!

まず貯蓄を始める前に自分の状況を客観的に把握することが大切になります、

極端な表現になってしまいますが、60歳になって貯蓄がないと言うことは”現在の家計に何かしらの問題がある”と言うことになります。

家計に問題がある状態で貯蓄しようとしても思うようにお金が溜まっていきません。
なので老後資金を考える前にすべきこととして、”現在のお金の使い方を見つめ直す”ことが大切です。

人生の立ち位置のイメージなのですが、60歳はちょうど定年退職を迎える人が多いかと思います。
実質的な定年退職を迎えて、雇用継続したり再就職したり仕事面での変化もありますし、住宅ローンの返済の目処が立ったり、子供が大学を卒業して教育資金が必要なくなったりします。
つまり大きな支出が減ると言うことです。

それに加えて「退職金」がもらえます。
全体平均では約2000万円
大企業では約2500万円
中小企業では約1100万円
の退職金がもらえます。

つまり60歳は「お金の貯め時」と言うことになります。

しかし、住宅ローンを組んでいる人などはこの頃からローンの完済年齢が迫っていることから退職金をそちらに充てる場合も多いので今回は、

<退職金抜きの資産形成方法>を解説していきたいと思います。

ステップ2:貯め方はシンプル

当然の話なのですが、支出が収入を上回ってたら赤字体質となり、
支出が収入を超えていれば黒字体質

となります。

一番大切なことは、「貯める」と言う行為を「使う」と言う行為よりも先に行うことです。

お金の貯まる人の特徴として、「収入の一定割合をあらかじめ先にのぞいておいて、残ったお金で生活する」と言うことです。

そんなシンプルなことでいいの?

シンプルですけど意外とみなさん出来ていない人が多いです。

ステップ3家計簿をつけよう

FPの相談を受けるときに、毎月赤字になる人の共通点は「毎月何にお金をいくら使っている」と言うことを把握していない点です。

家計簿で日々使ったお金を記録しておくことによって
・無駄な出費を減らす
・具体的な貯蓄目標を達成する

ことに役立ちます。

ステップ4:生活のダウンサイズを意識

60歳以降収入が大きくダウンするタイミングは3回あります。

退職前の年収で生活していた人が、年金のみの生活になった途端今までの三分の一の収入で生活していかなければなりません。

ただ急に生活スタイルを変えることは難しいので、そこで60歳からは贅沢になれた生活の見直しをすることも重要になります。

<年金夫婦の場合の想定>

収入から支出を差し引いたら+95000円になります。
この金額を基準に、月50000円を60ヶ月(5年)貯めるとすると300万円溜まります
60歳からの5年間は95000円から50000円(貯蓄分)を差し引いた45000円を支出に回すと言う方法をとれば5年間で600万円(二人分)貯めることができます。

ステップ5:65歳〜70歳まで年金をもらいながら貯蓄する

65歳以降でもなんらかの仕事をしている人が増加しています。

65歳から70歳までは老後資金を貯める程度まで働くことができたら、その分貯蓄に回すことができます。

週3程度に働くことで5〜6万円以上の収入を目指していきましょう!

夫婦二人でそれぞれ5万円ずつの収入がある場合のイメージはこちらになります。

二人の収入で10万円と年金から生活費を引いて余った金額の5千円を足して10.5万円/月

こちらの10.5万円を60ヶ月(5年間)貯金していくと630万円になります。

60歳から65歳までの貯金の600万円と合わせると、、、

600万円(60歳〜65歳)+630万円(65歳〜70歳)=1230万円

となり60歳からでも十分1000万円を貯めることが可能になります。

私も相手のライフプランニングをする上で大切にしていることは「自分に合った具体的なマネープランを立てること」です。

最後に

60歳から1000万円を貯めるためには、、、

✅60歳からは貯め時!人生のラストチャンス!

✅先取り預金しないと絶対にお金は貯まらない

✅黒字体質になるためには家計簿で現状を把握する

✅65歳からは夫婦で10万円貯蓄を目指す

貯蓄の無料相談サイト「ガーデン」
老後プラン

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