【米国株終了?】2025年新NISAは米国株から全世界株に変更するべき?

Deep Seek

トランプ政権が始まって米国株の時代が終わるって噂で聞いたんだけど、新NISAの銘柄をオルカンに変更した方が良いの?

最近SNSを中心に話題になっている話題ですね。
・そもそもなんでそう言われているのか?
・米国株(S&P500)→全世界株式(オルカン)に変更すべきか?
を解説していきます!

目次

1.eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が絶好調

https://fs.bk.mufg.jp/webasp/mufg/fund/detail/m00355320.html

こちらのブラフはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の基準価額の推移です。
トランプ大統領就任での株高期待や米ハイテク・半導体株の牽引も会って2024年は1年間で+40%も上昇しました。(投資している人全員ほぼ含み益が出ています。)

2.米国一強時代は中国AIで終わり?

しかし突如SNSでも話題になったのですが、Apple Storeのランキングで米国では”生成AI”の「Deep Seek」が1位にランクインしたのです。

中国のAIスタートアップ「Deep Seek」が開発したAIモデルが高性能でありながら非常に低コストでSNSでも話題になっています。

イメージとしては安価なChat GPTですが、機能としては上位互換とも言われています。
エヌビディア一強の時代は終わったのではないかとも囁かれています。

3.米国株一強の時代は終わるかも

そもそも近頃の米国株式を牽引しているのはAI向け半導体のエヌビディアであり、過去5年間で約30倍まで株価が上昇しました。

https://www.google.com/finance/quote/NVDA:NASDAQ?hl=ja&gl=JP

さらに今後もAI関連の需要が加速することで、好調な決算と株価上昇が期待されている「エヌビディア一強」が中国台頭で終わると言われています。

Deep SeekがNVIDIAの低機能チップを使用してわずか2ヶ月で600万ドル未満(約10億円)で開発。それでいて高性能なことから衝撃になりました。

米国では以前からAI関連の設備投資が物凄く、2024年3Q決算でGoogle、Microsoft、Amazon、Meta4社の設備投資額は合計で約650億ドル(約10兆円)に登ると言われています。

米ビッグテックは多額の設備投資をAI開発などに注いでいるが、本当にそこまで必要かどうかの議論にも発展しています。

4.米国の危機はトランプが許さない

Deep Seekが本当にAI時代の米国一強を終わらせられるかわかりませんが、トランプ大統領はTik Tokの使用禁止のような措置をとるかもしれません。

「Deep Seekショック」がどれくらい株式市場に影響を与えるかはしばらく様子見でいいのかと思います。

5.未来は誰にもわからない

ハイテク株と半導体が牽引して近年の株価上昇が止まらない米国ですが、その勢いはどこかで失速ことは想定しておく必要があるのかと思います。

過去を遡ると、1980年代はバブルで日本株の時代、1990年代は米国のドットコムブーム、2000年代はBRICSなど新興国ブーム、2010年以降はGAFAMなどハイテク株で米国株の時代です。

しかし、米中の覇権争いが激化する中で、今後はAI分野で中国が台頭してくる可能性も決してゼロではなく誰にもわからないのです。

6.オルカンの中身はインドが中国を抜いた

先日オルカンの中身はインドが中国を抜きました。

<オルカンの中身を確認>

オルカンの組入上位10カ国を確認すると、アメリカが66.1%と圧倒的です。
しかしインドは1.9%とまだまだ少ないのです。

オルカンに投資しておけば仮に中国やインドが伸びた時も少なからず恩恵を受けれるのです。

さらに最近はインド株の人気が高まっています

その理由は、インドが中国を抜いて人口が世界第一位になったという要因があります。
中国は2016年に一人っ子政策を廃止したが、何十年も低い出生率が続いた事で急速な高齢化と人口減少が起きました。

一方、インドは2060年までは人口が増え続けると言われており期待できると思います。

7.S&P500からオルカンに変える?

大事なのは将来が期待できる投資対象を自分で考えて決めることだと思います。
「誰かが言ってたから」で安易に選ぶより、「なぜ、そう言っているのか?」で整理して方針を決めるのが大切なのです。

自分が米国株メインの背景は、2100年ごろまで人口が増えていく貴重な先進国であること、今後も米国の覇権が続いて自国に有利なルールで進めていく、解雇規制が緩く生産性の向上や高い競争力を維持できる、ハイテク・半導体の分野で引き続き米国の牽引が期待できる、、、と考えているからです。

「未来は誰にもわからない」ことを分かるようになるのも投資をしていく上ではとても大事なことなのです!

そのためにもこちらのブログで色々なお金にまつわる話題を分かりやすく解説していきたいと思います!!

まとめ

 2024年+40%超えと圧倒的なリターンを見せているeMAXIS Slim米国株式(S&P500)ですが、中国AIの登場で米国半導体、ひいては米国株一強の時代が終わるかもしれないと話題になっています。

 しかし中国自体も色々と問題を抱えており、今後、急速な勢いで人口は減少する見込みです。インドが圧倒的な人口大国へ成長すると言われています。

 未来は誰にもわからない為、米国株に確信が持てないなら2025年の新NISAはあえて特定の国を選ばない全世界株(オルカン)が無難です。

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