大注目の投資信託が誕生しました!!
今回は楽天SCHDよりもさらに低コストで誕生した、話題のSBI・SCHDを徹底解説していきたいと思います!
SBI証券版SCHDとは?
2024年12月20日に運用開始予定です。
3.6.9.12月に分配があり、もちろんSBI証券でしか買えません。
現在楽天で運用されている「楽天SCHD」と同じなのであれば新NISAでは成長投資枠で投資可能であり、積み立て投資枠では運用不可です。
注目すべき点は、<信託報酬が年0.1238%>であるという点です。
現状同じような商品である「楽天SCHD」の信託報酬は年0.192%なのでそれよりも安くしてきましたね!
<SBI証券での人気商品の比較>
以上の3つを比較してみると、「SBI全世界高配当」が信託報酬年0.0550%で配当利回り目安が4.0%と高いですが、ベンチマーク(その投資信託が運用する際に目標とする基準)が「スマートベータ」であり、つまりアクティブ運用なのでこれからのパフォーマンスは要注意です。
SBI・SCHDとは?
<SCHDとは?>
SCHDは正式名称は「シュワブ・米国配当株式ETF」といい米国でVYMと並ぶ人気の高配当ETFですが、日本の証券会社では原則取り扱っていなかったところ先日、「楽天SCHD」として誕生して話題になりました。
SBI証券で同様のファンドが欲しいという声が非常に多かったのです。
ETFではなくて”投資信託”なので100からでも買えます。
積立設定も簡単でクレジットカード積立も可能なので大変便利です。
それではSCHD自体の紹介をしていきます!
SCHDは現在、ニューヨーク取引所で取引されており、1株あたり28ドルなので日本円で約4500円です。
<SCHDが連動する指数>
SCHDが連動する指数は、「ダウジョーンズUSディビデンド100インデックス」です。
この銘柄の選定は、10年以上連続で配当金を支払っている、時価総額などが一定規模以上の米国株のうち、ファンダメンタルズ(キャッシュフロー・負債比率・ROE・配当利回り・過去5年間配当成長率)で選定された上位100銘柄で構成されています。
つまり安定的に成長していてしっかり株主に配当を支払っている優良株100社の詰め合わせみたいな指数です。
<構成比率>
各商品を構成しているセクターを比較してみても大きな違いはありません。
大人気銘柄である”S&P500”はテクノロジー部門が30%を超えています。
しかし構成する上位10銘柄を比べてみると大きな違いがあります。
各上位銘柄にカブりがほとんどなく、SCHDはVYMとは違う方針で銘柄選定・スクリーニングされていることがわかります。
また、構成比率をみるとSCHDは上位10銘柄で計41%を占めていますので上位銘柄にやや集中した形になっているので、”分散投資”という意味においてはVYMの方が効いているということがわかります。
SBI・SCHDに投資すべきか?
SBIユーザーで投資信託で手軽に配当が欲しい人はアリだと思います。
高配当株ファンドとして、SBI・VYM(年4回決算型)はすでにありましたが、VYMよりも高い配当利回りが期待できると思います。
楽天SCHDの時と同様に米国株配当金への二重課税の自動調整をしてくれる点も魅力的です。
比較的に低リスクの高配当株投資なので、50代〜60代のじぶん年金として利用するのも良いと思います。
<楽天SCHDとSBI・SCHDとの違い>
楽天証券で取り扱っているSCHDとSBI証券で取り扱っているSCHDの大きな違いは
『信託報酬の安さ』
です。
しかしこの事態を踏まえて楽天証券が信託報酬を引き下げてくるかもしれないので、楽天証券ユーザーはとりあえずこのままで良いかと思います。
SBI・SCHDはこれから運用が始まるのでどうなるのかは要注目です!
まとめ
・新商品であるSBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)は、米国の人気高配当株ETFであるSCHDに投資する銘柄で、すでに合った楽天SCHDのSBI証券版を望んでいた人には待望の商品です。
・SCHDの2023年配当利回りは3.51%とVYMの3.21%を上回っており、またトータルリターンや増配率でもVYMを超えており魅力的です。
・信託報酬も年0.1238%と、楽天SCHDの年0.192%より安く、投資信託で手軽に高配当株投資がしたいなら大本命の商品です。
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