【あえて】NISAのデメリットを多角的に解説！ でも結局おすすめな理由とは？

NISA（少額投資非課税制度）は「投資で得た利益に税金がかからない」というメリットがあり、特に初心者向けの投資制度として人気です。

NISAのデメリットは？

① 非課税期間がある（恒久的な非課税ではない）
　NISAで投資した資産は ずっと非課税 というわけではありません。

・旧NISA（2023年まで） → 一般NISAは最長5年、つみたてNISAは最長20年
・新NISA（2024年～） → 非課税期間は無期限

これだけ見ると「新NISAなら問題ないじゃん！」と思うかもしれませんが、制度が 今後も続く保証はない という点には注意が必要です。

💡 例えば…
過去に「一般NISA」「つみたてNISA」が登場し、ルールがコロコロ変わりました。
もし 税制改正でNISAが廃止されることが決まったら？
投資した資産が強制的に課税口座へ移される可能性もあります。

📌 対策

新NISAのうち「つみたて投資枠」を中心に使う（長期運用向き）
制度変更のニュースをチェックする

② 損益通算ができない（節税効果が制限される）
　通常、株式や投資信託で 利益が出た場合は約20%の税金がかかる 代わりに、損失が出たときには 他の利益と相殺できる 仕組みがあります。

しかし、NISAでは 損失が出ても「なかったこと」になってしまう のがデメリットです。

💡 例えば…

特定口座 でA社株で+10万円、B社株で-5万円 → 損益通算して 課税対象は5万円
NISA口座 でA社株で+10万円、B社株で-5万円 → +10万円の利益は非課税、B社株の-5万円は相殺できない
　📌 対策

NISAは「コツコツ積み立てる投資信託」に使う（値動きの大きい個別株は特定口座向き）
特定口座とNISAを組み合わせてリスクを分散する

③ 投資可能な商品に制限がある
つみたてNISAでは 金融庁が選んだ「長期・分散・低コスト」の投資信託しか買えない というルールがあります。

💡 例えば…

買えるもの：S&P500インデックスファンド、全世界株式ファンドなど
買えないもの：個別株、REIT（不動産投資信託）、レバレッジETF、高配当ETFなど

📌 対策

新NISAの「成長投資枠」を使えば個別株も購入OK！
長期投資を前提にするなら、つみたてNISAの商品でも十分魅力的

④ 投資枠の再利用不可（売却後に枠は戻らない）
NISAの年間投資枠は 売却しても復活しません。

💡 例えば…

2024年のNISA枠 360万円 のうち、200万円分を投資
その後、100万円分の投資信託を売却
投資枠が100万円復活することはなく、残り160万円しか投資できない

📌 対策

NISAでは短期売買をせず、長期保有を前提にする
売却のタイミングを慎重に考える

⑤ 制度変更のリスク（NISAのルールは変わる可能性あり）
NISAのルールは過去に何度も変わっており、今後も変わる可能性があります。

💡 例えば…

一般NISA → つみたてNISAに移行（2024年）
新NISAは「無期限」とされているが、将来どうなるかは不明

📌 対策

こまめに最新情報をチェックする
変更リスクを考えながら運用する

それでもNISAを利用すべき理由とは？

✅ 投資の利益が完全非課税！
　通常、株や投資信託で利益が出ると 約20%の税金 がかかるが、NISAなら 税金ゼロ！
　長期で見ると、これは 数十万円～数百万円の節税 になることも。

✅ 少額から投資できて初心者向け
　毎月 100円から積み立て可能
　長期運用向けの投資信託が揃っている

✅ 新NISAならさらに柔軟に投資可能
　「つみたて投資枠」＋「成長投資枠」で運用可能
　非課税期間が無期限になり、より使いやすく

NISAを始めるなら「ネット証券」がおすすめ！

✅ 口座開設が簡単で手数料が安い
✅ スマホで簡単に取引できる
✅ NISA向けの投資信託が豊富

📌 おすすめネット証券

SBI証券：NISA口座数No.1＆手数料無料

楽天証券：楽天ポイントで投資可能

マネックス証券：米国株のNISA投資に強い

まとめ

✅ NISAにはデメリットもあるが、それを上回るメリットがある
✅ 「非課税で長期運用できる」という特性を活かすのが重要
✅ ネット証券で口座を開設し、少額からスタートしてみよう！