お金の勉強をしたいけど難しい本は読みたくない、、、
では今回は難しい話は置いておいてお金の勉強になる映画を紹介したいと思います!
1. ウォール街(1987)
<あらすじ>
野心的な若い株式ブローカー、バド・フォックス(チャーリー・シーン)は、彼のアイドルである強欲な投資家ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)の関心を引くために一生懸命働きます。ゲッコーはバドに、富と権力を得るための非倫理的かつ違法な取引の手法を教え、バドは短期間で成功を収めます。しかし、バドは次第にゲッコーのやり方に疑問を抱くようになり、最終的にはゲッコーを裏切って正義を選びます。
<見どころ>
貪欲は良いことだ(Greed is good)」というゲッコーの名言は、映画の中でも特に象徴的なシーンです。このセリフは、金融市場の競争とその背後にあるモラルの欠如を浮き彫りにします。また、バドが成功を手に入れる過程と、それに伴う代償を払うシーンも見逃せません。
<学ぶべきポイント>
- • 株式市場の仕組み
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株式取引の基本とそのリスクを理解することができます。
- • インサイダー取引のリスクと違法性
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インサイダー取引が違法である理由とその結果を学ぶことができます。
- • ビジネス倫理の重要性
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利益を追求するあまり、倫理を無視することの危険性を示しています。
2. マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015)
<あらすじ>
2008年の金融危機を予見し、大きな利益を得た投資家たちの実話を描いた映画です。異端のヘッジファンドマネージャー、マイケル・バーリ(クリスチャン・ベール)は、住宅ローン市場の崩壊を予測し、住宅ローン担保証券(MBS)の空売りを仕掛けます。同様に、トレーダーのジャレッド・ベネット(ライアン・ゴズリング)、ファンドマネージャーのマーク・バウム(スティーヴ・カレル)、リタイアした銀行家のベン・リカート(ブラッド・ピット)も、金融市場の異常に気づきリスクを取って大きな利益を上げます。
<見どころ>
サブプライムローンの仕組みや金融危機の複雑なメカニズムを、セレブたちが登場してわかりやすく解説する場面がユニークです。例えば、セレーナ・ゴメスがカジノでバカラをしながら金融商品を説明するシーンは特に印象的です。また、実際の投資家たちがどのように市場を見抜いたか、そのプロセスがスリリングに描かれています。
<学ぶべきポイント>
- • サブプライムローンの問題
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サブプライムローンがどのようにして金融危機を引き起こしたかを学べます。
- • デリバティブ金融商品のリスク
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デリバティブ商品の複雑さと、それに伴うリスクの理解が深まります。
- • 経済の大局を見通す洞察力
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市場の動きを見抜く洞察力と、それに基づくリスク管理の重要性を学べます。
3. ジ・インサイダー(1999)
<あらすじ>
タバコ業界の内部告発者、ジェフリー・ワイガンド(ラッセル・クロウ)が、テレビ番組「60ミニッツ」の記者ローウェル・バーグマン(アル・パチーノ)と協力して、タバコ会社の違法行為を暴露する実話を基にしています。ワイガンドは、タバコが意図的に依存性を高めるように設計されていることを明かしますが、その結果、彼の生活は危険にさらされます。
<見どころ>
ワイガンドが企業の圧力に屈せず真実を語る場面は感動的です。また、報道の自由と内部告発者の保護の重要性が強調されています。バーグマンがワイガンドを守りながら真実を追求する姿も見所です。
<学ぶべきポイント>
- • 企業倫理と社会的責任
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企業が利益を追求する一方で、社会的責任を果たすことの重要性を学べます。
- • 内部告発者の役割と影響
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内部告発者が果たす役割と、その結果として直面するリスクを理解することができます。
- • メディアの力とその限界
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メディアが真実を報道する力と、それに伴うリスクや制約を学べます。
4.ジェリー・マグワイア(1996)
<あらすじ>
スポーツエージェントのジェリー・マグワイア(トム・クルーズ)は、顧客と会社への誠実さを求めるメモを書いたために会社を解雇されます。しかし、彼は唯一の顧客であるロッド・ティドウェル(キューバ・グッディング・ジュニア)と共に、新たな道を模索します。ジェリーは、ビジネスにおいて信頼と誠実さを重視し、最終的に成功を収めます。
<見どころ>
「Show me the money!」というセリフが有名で、スポーツエージェントの過酷な世界と顧客との絆を描いています。ジェリーの成長と変化が感動的に描かれ、彼の誠実さと顧客へのコミットメントが見所です。
<学ぶべきポイント>
- • 顧客との信頼関係の重要性
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ビジネスにおいて信頼関係がいかに重要かを学べます。
- • 長期的な成功における誠実さの価値
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誠実さが長期的な成功をもたらすことを理解できます。
- • キャリア形成と自己ブランディング
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自己ブランディングとキャリア形成の重要性を学べます。
5. ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013)
<あらすじ>
実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)の成功と堕落の物語です。ベルフォートは、詐欺的な手法で急速に富を築きますが、最終的にFBIに逮捕され、全てを失います。彼の豪華なライフスタイルと、それに伴う堕落が描かれます。
<見どころ>
ベルフォートの派手なパーティーシーンや、彼の詐欺的な手法が詳細に描かれています。また、彼がどのようにして顧客を騙し、大金を稼いだか、その手法が見所です。
<学ぶべきポイント>
- • 急速な富の獲得とそのリスク
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急速に富を得ることのリスクと、それに伴う問題を理解できます。
- • 不正行為の結果と法的制裁
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不正行為がもたらす法的制裁とその影響を学べます。
- • 倫理的なビジネスの重要性
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倫理的なビジネスの重要性と、それが長期的な成功につながることを理解できます。
今回紹介した作品は金融だけでなく人生観や社会性を学ぶのにもおすすめなのでぜひ観てみてくださいね!
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