今年もボーナスが出たぞ!
何買おうかな〜
ちょっと待って下さい!!
ボーナスを利用して頑張った自分に欲しかったものを買うのも良いですが、インフレで物価が上がっている今、ボーナスは資産運用に使ってみてはどうですか?
中小企業の夏のボーナス平均支給額は35万円、昨年と比べて「変化なし」が約6割
今年の夏のボーナスを調査してみると、「変化なし」が最多で57.9%、「やや増加した」が26.3%、「増加した」が13.2%、「減少した」が2.6%、「やや減少した」が0.0%という結果になっています。
使い道を聞いてみると、一番多いのは「預金・貯金」で36.8%、次に、「生活費」が23.7%となっています。ちなみに「旅行・レジャー」は昨年度より上昇して3位です。
近年の実質賃金の低下により、ボーナスの使い道に大きな変化が起こっていると考えます。
ボーナスを預金や貯金に回す予定である人やまだ使用用途が決まっていない人に向けて今回は「夏のボーナスで買いたい金融商品3選」として今買うのにおすすめの金融商品を紹介していきます。
おすすめ金融商品その1「投資信託」
おすすめ金融商品1つ目は近年、NISAやiDeCoなどでお馴染みの投資信託です。
投資信託は、投資家から集めた資金をプロのファンドマネージャーが運用し、株式や債券、不動産などさまざまな資産に分散投資する金融商品です。
【買うべき理由】
- 1.プロの運用
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投資信託の最大の魅力は、プロのファンドマネージャーが資産運用を行う点です。市場分析や投資判断を専門家に任せることで、個人では難しい運用が可能になります。特に初心者にとっては、プロの知識と経験を活用できるため、安心して投資を始めることができます。
- 2.分散投資
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投資信託は、多くの銘柄に分散投資することでリスクを軽減します。特定の企業や産業に依存しないため、個別のリスクが低減され、安定したリターンが期待できます。例えば、株式投資信託であれば、複数の企業の株式に投資するため、1つの企業の株価が大きく下落しても、全体の影響は限定的です。
- 3.少額からの投資
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投資信託は、少額からでも投資が可能です。数千円から始められるものも多く、ボーナスの一部を利用して手軽に投資を始めることができます。これにより、資産運用を気軽にスタートできるため、初心者にも適しています。
- 4.利便性
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投資信託は、購入や売却が容易であり、手続きも簡単です。また、多くの金融機関やオンラインプラットフォームで取り扱っているため、アクセスがしやすく、運用の手間も少ないです。
【メリット】
- 1.分散投資効果
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投資信託は、複数の銘柄に分散投資することで、リスクを軽減します。一つの銘柄が大きく下落しても、他の銘柄で補えるため、全体のリスクを抑えることができます。
- 2.専門家による運用
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投資信託は、プロのファンドマネージャーが運用を担当します。市場の動向や企業の財務状況を綿密に分析し、最適な投資判断を行うため、個人では難しい運用が可能です。
- 3.再投資の利点
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多くの投資信託では、配当や利息が自動的に再投資されるため、複利効果を享受することができます。長期的な資産形成において、再投資の効果は非常に大きいです。
- 4.手軽さと利便性
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投資信託は、購入や売却が簡単で、オンラインでの取引も可能です。忙しい人でも手軽に始められる点が大きなメリットです。
【注意点】
- 1.手数料
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投資信託には、購入時や運用中に手数料がかかります。特に信託報酬は運用期間中に毎年発生するため、手数料の低い商品を選ぶことが重要です。
今のネット証券であればほとんど手数料が掛からずおすすめです!
- 2.運用リスク
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投資信託も市場の変動に影響を受けるため、元本が保証されるわけではありません。運用成績によっては損失が発生する可能性もあります。
貯金や預金と違ってあくまで(運用)なので必ず増えるわけでは無いので注意が必要です。ただ、今のところ右肩あがりで増えているので安心感はあります。
- 3.流動性リスク
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一部の投資信託は、売却までに時間がかかることがあります。特に不動産投資信託や特定の資産に投資するファンドは流動性が低い場合があるため、注意が必要です。
よっぽど変な商品を買わなければ大丈夫です!
【おすすめファンド】
1.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500指数は、米国株式市場を代表する株価指数で、Standard & Poor’sが選定した500銘柄で構成されています。これらの銘柄は、米国株式市場の約80%の時価総額を占めており、米国経済の動向を反映するものとされています。
アメリカは言わずと知れた経済大国です。そのアメリカの厳選した500銘柄を広く買う商品です。
・投資のメリット
長期的なリターン:歴史的に見て、S&P500指数は長期的に安定したリターンを提供してきました。長期投資をすることで、複利効果を最大限に活用することができます。
短期的にみると下がっている場面もありますが、全てにおいて上昇トレンドです。
2.e MAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
世界中の株式市場に幅広く分散投資を行うファンドです。このファンドは、先進国や新興国を含む全世界の株式市場の動向を反映することを目指しています。
S&P500と違って全世界にある株式に広く投資することを目的としています。先進国市場(米国、日本、欧州など)と新興国市場(中国、インド、ブラジルなど)
・投資のメリット
分散効果:地域、国、業種に分散投資することで、特定の市場や業種のリスクを低減し、ポートフォリオの安定性を高めることができます。
大体S&P500と同じ値動きをしていますね!
おすすめ金融商品その2[仮想通貨]
仮想通貨は、ブロックチェーン技術を基盤としたデジタル資産です。ビットコインやイーサリアムをはじめとする多くの仮想通貨が存在し、近年注目を集めています。
【買うべき理由】
- 1.高い成長性
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仮想通貨は、過去数年間で急速に成長してきました。ビットコインを例にとると、その価格は初期の頃から大きく上昇し、多くの投資家が莫大な利益を得ています。仮想通貨市場は依然として成長段階にあり、今後も高い成長が期待されます。
ビットコインの価格の推移の詳細は省きますが、
現在の最小購入価格は約1,010円 (0.0001BTC)です。※2024年6月29日時点
- 2.分散投資の一環
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仮想通貨は、従来の金融商品と異なる性質を持つため、分散投資の一環として有効です。株式や債券、不動産とは異なる市場動向に影響されるため、ポートフォリオ全体のリスクを軽減する効果があります。
- 3.新しい技術への投資
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仮想通貨は、ブロックチェーン技術を基盤としています。ブロックチェーンは、金融業界のみならず、多くの産業で革命を起こす可能性がある技術とされています。仮想通貨に投資することは、新しい技術への投資でもあります。
- 4.グローバルな取引
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仮想通貨は、国境を超えて取引が可能です。これにより、グローバルな視点での投資が実現し、多様な市場にアクセスすることができます。また、24時間365日取引が可能な点も魅力です。
【メリット】
- 1.高いリターンの可能性
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仮想通貨市場は、高いリターンを期待できる市場です。過去には、短期間で数倍、数十倍に価格が上昇することもありました。特に新興の仮想通貨に投資することで、大きな利益を得る可能性があります。
- 2.分散投資効果
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仮想通貨は、他の金融商品とは異なる動きをするため、分散投資の一環として有効です。これにより、ポートフォリオ全体のリスクを低減し、安定したリターンを追求することができます。
- 3.取引の透明性
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仮想通貨は、ブロックチェーン技術を基盤としており、取引の透明性が高いです。全ての取引が公開されており、不正が発生しにくい仕組みが整っています。
【注意点】
- 1.高いボラティリティ
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仮想通貨市場は、価格の変動が非常に激しいです。短期間で大きく価格が変動するため、リスクが高い投資先と言えます。特に短期的な投資には注意が必要です。
- 2.規制リスク
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各国の政府が仮想通貨に対する規制を強化する可能性があります。規制の変更によって市場が大きく動くことがあり、投資リスクが高まることがあります。
まだ出来てまもないシステムなので各国法整備がきちんとなされていないため国の動向にも注意を払っていかなければなりません。
- 3.技術
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仮想通貨は、ブロックチェーン技術に依存しています。技術的な問題やセキュリティの脆弱性が発生した場合、価格が急落するリスクがあります。
【初めての取引所の選び方】
1.「販売所」には絶対近づかない
取引所と販売所をしっかり見分けて取引所で取引を行う。←販売所では実際の取引よりも多く手数料等が取られてしまう。国内の仮想通貨取引所では取引するコインによって販売所であったり取引所であったりする。
2.取引銘柄が多い方が良い
3.スプレッド(「買値」と「売値」)の狭さ
たくさんの売買が行われている取引所だとスプレッド(売買差)が低くなる。
4.手数料の安さ
但し手数料が安くてもスプレットが広い場合やそもそも「取引所」ではなく「販売所」であるパターンもあるので要注意。
おすすめ金融商品その3「不動産投資(クラウドファンディング」
不動産投資は、資産を不動産に投資することで、賃料収入や資産価値の上昇を狙う方法です。近年では、不動産クラウドファンディングが注目されており、少額から不動産投資を始めることが可能です。
【買うべき理由】
- 1.少額からの投資
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不動産クラウドファンディングは、少額から投資が可能です。これにより、従来の不動産投資よりも手軽に始めることができ、資産運用のハードルが低くなります。
- 2.多様なプロジェクトへの投資
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不動産クラウドファンディングは、多様なプロジェクトに投資できる点が魅力です。商業施設や住宅、オフィスビルなど、様々なタイプの不動産に分散投資することで、リスクを軽減しながらリターンを追求できます。
- 3.安定した収益
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不動産投資は、安定した賃料収入を得られる点が魅力です。特に、長期的に安定した収益を確保したい人にとって、魅力的な投資先です。また、物件価値の上昇によるキャピタルゲインも期待できます。
- 4.リスク分散
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不動産クラウドファンディングを活用することで、少額ずつ複数の物件に分散投資が可能です。これにより、一つの物件に依存しないため、リスク分散効果が高まります。
【メリット】
- 1.安定した収益
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不動産投資は、安定した賃料収入を得ることができるため、長期的な資産形成に適しています。特に、人気のある地域や優良物件に投資することで、安定した収益が期待できます。
- 2.資産価値の上昇
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不動産は、長期的に価値が上昇する傾向があります。特に、都市部の物件や開発が進む地域の不動産は、将来的なキャピタルゲインを狙うことができます。
- 3.インフレ対策:
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不動産は、インフレ対策としても有効です。インフレが進行する中で、不動産の価値や賃料収入は上昇する傾向にあり、資産の実質的な価値を保つことができます。
- 4.税制メリット:
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不動産投資には、さまざまな税制上のメリットがあります。例えば、減価償却による節税効果や、住宅ローン減税を活用することで、税負担を軽減することが可能です。
【注意点】
- 1.流動性リスク
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不動産は、流動性が低い資産です。売却までに時間がかかる場合があり、急な資金需要に対応しづらい点があります。
- 2.運営リスク
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不動産投資は、物件の管理や運営に関するリスクがあります。空室リスクや修繕費用の発生など、運営にかかるコストや手間を考慮する必要があります。
- 3.市場リスク
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不動産市場は、経済状況や政策の影響を受けやすいです。市場の変動によっては、物件価値が下落するリスクがあります。
まとめ
この夏のボーナスを活用して資産運用を始める際には、自分のリスク許容度や投資目的に応じた金融商品を選ぶことが重要です。
投資信託、仮想通貨、不動産投資(クラウドファンディング)は、それぞれにメリットとリスクがあるため、よく検討してから投資を始めることをおすすめします。長期的な視点で資産を増やし、経済的な自由を手に入れるための一歩を踏み出しましょう。
今年の夏のボーナスはぜひ将来のために資産運用に使いましょう!
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