教育資金を準備するのにおすすめNISAファンド3選

教育資金

前回の記事で教育資金を貯めるための方法を解説しましたが、主に
①貯金のみ
②学資保険
③貯金と投資運用

この3つについて説明しました。

今回は具体的なプランを解説していきたいと思います。

本人の性格や経済の見通しに応じて下記を使い分けるのがおすすめです。

楽天・全米株式インデックスファンド

e MAXIS Slimバランス(8資産均等型

三井住友・DC年金バランス30(債券重点型

例えば、、、

楽天・全米株式インデックスファンド5年+貯金13年

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)7年+貯金11年

三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)10年+貯金8年

学費の特徴をおさらいしつつ、貯蓄プランを3つ紹介しますね!

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目次

学費の特徴のおさらい

学費はインフレしがちです。

過去70年間で国立の学費は約70倍になっています。

学費を貯めるために必要なのは、「確実性」と「安全性」です。

学費を貯めるための選択肢は3つあり、、、
①貯金
②学資保険
③貯金+投資
この3つです。

仮に、今子供が0歳で、18年後に大学進学費用が468万円必要な場合、学費が年0.5%インフレしていくと仮定すると18年後に510万円必要になっていくことになります。

貯金や学資保険では準備できなくなってくるのです。

貯金や学資保険で年利0.3%ずつ増やせていったとしても0.5%でインフレしていったら、お金は増やせていけないということです。

世の中のお金持ちはインフレを考慮した利回りを意識して資産形成を行なっています。

今回のシミュレーション前提としては
・学費を貯めるための予算は年間26万円
・18年で168万円

です。

参考事例①5年ハイリスク投資+13年貯金

NISAで「楽天・全米株式インデックスファンド」に年間26万円×5年積み立て。
いわゆる楽天VTIであり、これ1本で全米の株式市場にまるまる投資できるファンドです。

仮に今後18年のリターンを年利4%で想定します。
※年利4%とは若干控えめな想定です。
①元本130万円(年間26万円×5年)が18年後に266万円になるイメージです。

補足ですが、同じ米国株に投資するファンドであれば
<S&P500>に連動した投資信託でもよいかと思います。

残りの13年は手堅く貯金で貯めていきます。
②26万円×13年=338万円

+=《604万円》になります。

インフレ率を考慮した学費のトータル510万円ですから、十分に用意できます。(余剰金94万円発生)

参考事例②7年ミドルリスク投資+11年貯金

NISAで「e MAXIS Slimバランス(8資産均等型)」に26万円×7年間積み立て。

このファンドは8資産にバランスよく配分したファンドです。

低コスト・お手軽に分散投資が可能です。
長期・分散・低コストを体現した優良ファンドです。

仮に、今後18年のリターンを年利3%で想定します。
①元本182万円(年間26万円×7年間)が18年後に312万円になるイメージです。

残りの11年は手堅く貯金で貯めていきます。
②26万円×11年=286万円

=《599万円》になります。

インフレ率を考慮した学費のトータル510万円ですから、
こちらも十分に用意できます。(余剰金89万円発生)

参考事例③10年ローリスク投資+8年貯金

NISAで「三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)」に26万円×10年積み立て。

こちらのファンドは約2/3を債券に投資する、債券重視の運用を行うバランス型投資信託です。

ポートフォリオの55%が国内債券となっています。
NISAの対象ファンドの中ではかなりリスクが低めに設定されているのが大きな特徴です。
債券と株式のバランスが良く、インフレに負けない利回りを狙えるファンドでもあります。

仮に、今後18年のリターンを年利2%で想定します。
①元本260万円が、18年後に372万円になるイメージです。

残りの8年は手堅く貯金で貯めていきます。
②26万円×8年=208万円

=《580万円》になります。

インフレ率を考慮した学費のトータル510万円ですから、
こちらも十分に用意できます。(余剰金70万円発生)

3つのプランのまとめ

3つのプランをみていただきましたが、何が言いたかったのかというと、

①出口が遠いうちに(若いうちに)リスクをとって

②出口が近づくにつれてリスクを下げていく

これらは出口のある資産運用においての基本の考えになります!!

出口が遠いうちにファンドを積み立てて長い運用期間を確保し、
 =株式も債券も10年以上にわたって運用すると損が出る可能性がかなり減る傾向があります。

出口に近づくにつれて貯金(安全資産)増やしてリスクを下げていきます。

積立完了の数年後、予定よりも運用がうまくいっている場合は、ファンドを売却し利益確定します。(別に必ず18年間もつ必要はない)

逆に積立完了の数年後、予定より運用がうまくいっていない場合は、ファンドの積み立て期間を伸ばします。
予定よりうまくいっていない=相場が低迷しているということであるので、相場低迷期に積み立てを行えば後々リターンが増えるということになります。
それに付随して貯金額を増やしてカバーしていくようにします。

まとめ

学費はインフレしやすく、貯金や学資保険で運用しようとすると実質的にマイナス運用になってしまいます。
将来インフレが起きると思うのであればNISAによる資産運用を検討する余地があるのではないかと思います。

・今後18年で米国が成長すると思う&値動きが激しくても気にならない人
 →楽天・全米株式インデックスファンド

・どの国・資産が成長するかわからないから全体にバランス良く投資したい人
 →e MAXIS Slimバランス(8資産均等型

・値動きが激しいのが嫌で、できる限り低リスクなファンドで運用したい人
 →三井住友・DC年金バランス30(債券重点型

ファンド利回りや積み立て年数などはあくまで参考値なので各ファンドの概要などをよく確認することをおすすめします!

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